SNSツイッターで公開初日から1万RT以上され、話題になっている4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」。
作者「きくちゆうき」さんとは、どんな方なのでしょう?
その作品についても調べてみました。
きくちゆうきのプロフィール
profile
・名 前:きくちゆうき
・生年月日:1986年
・出 身:東京都
・職 業:イラストレーター 漫画家
きくちゆうきさんは、イラストレーターで漫画家。
幼稚園の頃から工作で褒められるなど、物作りの才能の片鱗がみられたようです。
高校は不明ですが、工芸高校の定時制インテリア科で、製図を学んだり家具の制作などをされたとか。
20歳の時に絵を書き始め、SNSにあげたことがきっかけで、イベントなどで自分の作品を展示するようになります。
その後、印刷会社に勤められていたようですね、企業向けに真面目なイラストを描いていたそうです。
独自なテイストのLINEスタンプが人気になり「どうせ最終的には死ぬのだしやりたいことをやろう」と、27歳の時にイラストレーターとして独立されたのだとか。
それ以来、絵本・アニメ・漫画制作、LINEスタンプやグッズの制作販売、個展開催など、精力的に活動を展開されているようです。
“きくちゆうき”
そんな存在感のあるキャラクターや作品を作ることが目標。
きくちゆうきさんのHPでは、過去に描かれたイラストがみれたり、グッズや、LINEスタンプを購入することができるようです。
きくちゆうきの「100日後に死ぬワニ」が超話題!
2019年12月より、きくちゆうきさんがSNSツイッター上で連続配信している4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が、プチ社会現象となりました。
作品は、タイトル通り「100日後に死ぬワニ」の日常を淡々と描いたもので、1作品ごとに1日・1日とワニの死へのカウントダウンが進む、合計100ストーリーの構成となっています。
刻一刻と迫るXデー、自分の未来を知りもせず、ありふれた毎日を過ごしているワニ…毎日の配信時(午後7時)になると40万人を越えるフォロワーが、一斉にツイッターに向かい、固唾を飲みながら、行く末を見守っています。
100日後に死ぬワニ、カウントダウンが耐えられなくなってブロックしたという人が散見されはじめた。おそらく90日目あたりから一気にブロック数が増え、100日目で作者のアカウントが凍結されるであろう。そして人々は気付く。ワニを殺したのは我々の心の弱さだったのだと
— じゃがりきん (@jagarikin) January 16, 2020
ワニの死が耐えられなくなって、ブロックする人もいるほどだとか、、笑
これだけ話題になる理由は、センセーショナルな「死」と言う普遍性のあるテーマや、斬新な見せ方もあると思いますが、それ以上に、訴えかけるきくちゆうきさんが、意図しているものに、秘密があると思われます。
100日後のワニの結末を巡ってSNSは大騒ぎ!衝撃のラストは?
100日後に死ぬワニの命日はいつ?結末(オチ)は?考察もまとめきくちゆうきの作品はテーマが深い!
きくちゆうきさんの描く作品は、どれもシュールなものが多いです。
作風としては、ちょっとクセのあるキャラクターを登場させるのが得意なようで、その世界観は、知ってみると奥がかなり深く面白く、ハマる人も多いと思われます。
代表的な作品は「SUPERどうぶつーズ」。
かわいいような、異様なような、、独特なタッチで描かれた3匹の動物たちが、この作品の主人公です。
うだつの上がらない日々を送っている3匹の主人公たちの、ほんわかした日常…と思いきや、各回ごとにドスンと気付かされるようなものがあるんですよね。
なんとはなしに生きている私たちに、他の誰でもない自分の人生を楽しく精一杯生きようよ、と啓発してくれるような側面も多くあります。
随所に、きくちゆうさんの思いが散りばめられており、これは「100日後に死ぬワニ」にも通じるものがあったかと思われます。
http://leedcafe.com/webcomic/superzoo048/
http://leedcafe.com/webcomic/superzoo051/
http://leedcafe.com/webcomic/superzoo045/
こちらできくちゆうきさんの「SUPERどうぶつーズ」の世界を楽しめます。
他にも「何かを掴んでいないとどこかに飛んで行っちゃうアザラシ」など「100日後に死ぬワニ」以前にも、四コマ漫画作品をツイッターで配信されていたことが分かりました。
https://studio-kikuchi.com/character/azarashi/
ことあるごとに、飛んでいってしまうアザラシが、可愛いんだけど、ちょっと切ない笑える作品です。
「何かを掴んでいないと飛んでいく」この裏に「流されずに自分を生きよう」と言うメッセージを感じたのは、ひょっとして私だけでしょうか。笑
このように、きくちゆうきさんの作品は、ゆるいシュールな作風の中に、太くて普遍的テーマが流れているようで、読めば読むほど味わい深いと言うのが、その特徴のようです。
出展:http://www.another-tokyo.com/archives/50548938.html
100日後のワニのプロジェクトの影に「電通」の関与があったと大炎上!
【炎上】100日後に死ぬワニが電通案件疑惑でファン興ざめ?まとめ
きくちゆうきさんの作品に触れると、知らず知らずのうちに、その奥深いテーマに共鳴し、何かしらの気づきが与えられるように思います。
「人に影響を与えるような存在感のあるキャラクターや作品を作ることが目標」と言う、きくちゆうきさんの生き方と、生きる意味を再考させてくれるような深い作品たちに、敬意を送りたいと思います。
コメントを残す