【炎上】100日後に死ぬワニが電通案件疑惑でファン興ざめ?

SNSで話題の4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』。

作品の完結直後、ある噂が広がり大炎上しました。

『100日後に死ぬワニ』が「電通案件疑惑」で炎上?

2020年3月20日、とうとう涙のXデー。

この日、多くのフアンたちが、固唾を飲んでワニの最後を見守りました。

桜吹雪の中、物語の涙の完結。。。

アーティスト「いきものがかり」の新曲「生きる」とのコラボムービーが直後に公開。

ここまでは良かった。

ところが、ファンが悲しみの余韻に浸る間もなく、書籍化、映画化の発表、そして100日後に死ぬワニ追悼POPUPSHOP、という名のグッズ販売のお知らせなど

大規模な商業展開が、用意周到に発表されます。

これに対し、ファンの間で、疑問や失望・がっかりなどという声も上がり、とうとうこのプロジェクト全体に、広告代理店の電通が絡んでいるという噂がたちます。

ネットは炎上。

“電通案件”がツイッタートレンドで1位になりました。


100日後に死ぬワニの公式ページの取引企業に「電通東日本」の名が。


PRプランナーの根本陽平さんは、電通の社員。

『100日後に死ぬワニ』は、最初から電通仕込みの出来レースだったのでしょうか?

『100日後に死ぬワニ』の電通案件の噂にファン興ざめ!

『100日後に死ぬワニ』は、もともとツイッターでコツコツと更新した漫画が話題を呼び、地道にファンを獲得していったものでした。

ところが、亡くなったワニに対する悲しみの余韻に浸る間も与えず一気に商業路線に展開したことに対し、デリカシーの欠如・不快感を感じたファンも多かったのでしょう。

そこに輪をかけて「電通案件」の噂が上がったことで、ファンはもう興ざめ

SNSの声をピックアップしてみました。

「明日からワニくんは見れないんだなあ」みたいなしんみりした感情を抱く前に映画化!グッズ化!書籍化!って宣伝されると情緒もへったくれもないなと思いました。「またワニくんに会いたい」って思えた頃に宣伝されたら気持ちよくお金を落とせるのに・・・

ワニの死を悼む間も与えぬほどの押し売り感に「冷めた」との声が上がっています。

扱うテーマが「死」というものだっただけに、差し出すタイミングの大事さも痛感しました。

水野良樹ときくちゆうきが電通の関与を否定

この騒動に対し、翌日21日、作家のきくちゆうきさんと、新曲をコラボした、いきものがかりの水野良樹さんが、電通の関与を否定する動画を配信されました。

水野良樹さんは「仕組まれてると思うのは本意ではない。ここに(きくち氏に)来てもらったほうが誤解が解けるかなと思って」と2人で生放送に臨んだ理由を告白。

“水野良樹”

変なゴタゴタで、(きくちさんが)伝えなきゃいけないとか、みんなが楽しみたい大事なことが、見えなくなるのは良くないから、ちょっとでもモヤが晴れればいいのかなって
一番大きな誤解は、電通さんは絡んでない。プロジェクトの仕組みに壮大な企画があって、何ヶ月も前から巨大組織や色んな人が集まって…、みたいな、そういうプロジェクトではなかった。だから電通さんは入ってないです。

“水野良樹”

“きくちゆうき”

「本当に僕が個人的に始めたことに色んな人が共感してくれて、仲間もできて、盛り上げてくれて。僕は感謝しか無いですし。それだけに悲しい」

これを受けて、ツイッターユーザーからは「楽しませていただいたから、それでいい」「才能がお金になったのだから、胸を張って良い」「信じた人と歩めば良い」などの前向きな反応が。

また逆に「1番、もうかるところを選んだのか。今のうちに稼げば良い」「いらないアンチが出たから、1人で終わらせても良かった」などと、残念がる意見も。

 

>>社会を巻き込んだワニの物語、結末を巡って大騒ぎ!

100日後に死ぬワニの命日はいつ?結末(オチ)は?考察もまとめ

『100日後に死ぬワニ』電通案件に茂木健一郎も言及

脳科学者の茂木健一郎さんが、この騒動についてご自身の見解を述べられていました。

茂木さんは、「しりあがり寿」さんから聞いた「二段ロケット理論」について話されていました。

作家が注目を浴びるきっかけが第一弾としてあり、それは、ある意味「どんな形でも」良いと。

次の第二段で、作家の真価・進化が問われるのだ、と言われていました。

電通案件、炎上騒動も含め第一弾であり、本当の勝負はこれからだよ、と作家や日本のクリエイティブに対し、エールを送っているようにも感じました。

まとめ

少し残念な展開になりはしましたが、グッズを取り扱っている渋谷ロフトでは「100日後に死ぬワニ」のグッズを求めて、開店2時間前から200人も並ぶ長蛇の列が出来たそうで、作品の人気や、影響力の高さは明らかですね。

書籍や映画も、純粋に楽しみです。

当サイトは、きくちゆうきさんを応援します。

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