河岡義裕の経歴プロフィール・家族についても調査!

新型コロナウィルスが世界中に猛威を振るう2020年4月12日、テレビ番組「情熱大陸」に、世界的なウイルス学者の権威、河岡 義裕さんが出演され、大きく注目が集まりました。

今日は、河岡義裕さんのプロフィールや経歴などついてまとめてみたいと思います。

河岡義裕のプロフィール・経歴

それでは、河岡 義裕さんのプロフィールや経歴について見てみましょう。

Profile
・名 前:河岡 義裕(かわおか・よしひろ)
・生年月日:1955年11月14日(64歳 ※2020年4月現在)
・血液型:A型
・出身地:兵庫県神戸市中央区
・職 業:ウイルス学者 獣医学博士
・所 属:東京大学医科学研究所

河岡 義裕さんは、ウィルス学者として2020年、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの感染症対策専門家会議において、貴重な知見を提供されています。

インフルエンザ、エボラウイルスなどのウイルスについて長年研究されており、「H5N1ウィルス(鳥インフルエンザウイルス)」の人工合成に世界で初めて成功した研究チームのリーダーであり、感染症研究の世界的権威です。

2020年現在、東京大学医科学研究所において、新型コロナウィルスのワクチン開発にも取り組まれています。

1978年、兵庫県立神戸高等学校を卒業後、大阪大学工学部に在籍していた従兄弟と同じ進路を考えていたそうですが、学業レベルから、北海道大学獣医学部に進学。

当時マイナーだったウィルス学を知って、のめり込んだそうです。

卒業後、鳥取大学農学部に招かれ、獣医微生物学講座の助手として勤務。

この助手時代に獣医学博士の学位を取得され、1983年にアメリカに渡米。

そこから、鳥インフルエンザの研究に携わることになったそうです。

アメリカの聖ジュード・チルドレンズ・リサーチ・ホスピタル助教授、ウィスコンシン大学の獣医学部教授を経、1999年には、東京大学医科学研究所の教授となられています。

2005年には、同研究所の感染症国際研究センター長に就任され、1999年に、インフルエンザウイルスの人工合成に世界で初めて成功。

地道な研究が、インフルエンザのワクチン開発に繋がり、世界を救う活躍をされています。

2006年にロベルト・コッホ賞を受賞、2011年に紫綬褒章を授与されています。

2013年には、米国科学アカデミー外国人会員となり、2016年、日本学士院賞を受賞されています。

〈受賞・叙勲〉

1991年 – 日本獣医学会賞
2002年 – 野口英世記念医学賞
2006年 – 文部科学大臣表彰科学技術賞、ロベルト・コッホ賞
2007年 – 武田医学賞
2010年 – 日本農学賞・読売農学賞
2011年 – 内藤記念科学振興賞、高峰記念第一三共賞、紫綬褒章受勲
2013年 – 米国科学アカデミー会員
2015年 – Carlos J. Finlay Prize for Microbiology
2016年 – 日本学士院賞

2007年のAERAに、表紙で登場されているのを見つけました。

TV出演では、研究者らしく淡々とした語り口も柔らかく、素敵な方でした。

河岡義裕の家族について

調べてみたところ、河岡 義裕さんのご家族に関しての情報は非常に少なかったのですが、ご結婚されており、奥様と息子さんがいらっしゃるようです。

2010年1月9日発売の「AERA」で、小林麻央さんとの対談の中で、82年生まれだと言う小林麻央さんに対し「うちの息子より若い」と発言されていることから、2020年時点で息子さんの年齢はアラフォーだと思われます。

残念ながら、それ以上のことは分かりませんでした。

河岡 義裕さんは、20代後半から40代半ばまでアメリカで過ごされていたようですので、息子さんは海外育ちで英語がペラペラな可能性がありますよね。

今後、何かわかりましたら、追記して行きたいと思います。

河岡義裕がコロナウィルスに対する日本人の幻想に警鐘!

2020年4月12日、テレビ番組「情熱大陸」で、河岡 義裕さんは、世界中に猛威を振るっている新型コロナウィルスの日本での感染拡大に対して提言されていました。

専門家の立場から、コロナウィルスの感染爆発を防ぐ道は、一人一人の努力にかかっているそうです。

「コロナウィルスは防げる」「病原体に触れさえしなければ感染をしない、シンプルなものだ」と言う風に発言されていました。

「これに触れると死ぬぞ!」というくらいの意識を、国民一人一人が自覚し、今より真面目に行動自粛をすることで「必ず」流行はおさまるのだそうです。

その意識を持たせるべく、一般の人にウィルスや防ぎ方について分かってもらえるようにするのが、自分たちの使命だと述べられていました。

日本人は海外に比べて、新型コロナウィルスへの感染者数の増加スピードが遅いこともあり「日本は負けないぞ」「このまま低い状態で乗り切れる」というような大間違いな幻想を抱いているのだそうです。

この危険な状態に対し「ウィルスは人を選ばない」として警鐘を鳴らされていました。

まとめ

今日は、世界的なウィルス学者、河岡義裕さんについて調べてみました。

ひたすら地道に「淡々とやるべきことを遂行して来た」結果、世界を救う偉業を成し遂げられた河岡義裕さん。

新型コロナウィルスで、さらなる重責を担いながらも、今日も世界のために研究を続けるその姿に、エールを送ります。

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