【画像】pippi・ぴっぴの脱毛症の病名は?病気の原因・経緯経過まとめ

アイドルのpippi(ぴっぴ)さんが、テレビ番組でご自分の病気をカミングアウトされ、衝撃的な姿で話題になっています。

なんでも、急激に体毛が抜け落ちてしまうという、大変なご病気を抱えていたとか。

かなり苦しまれていたそうですね。

ここでは、ピッピさんが現在も闘われている、病気の名前や、原因、その経緯についてまとめました。

pippi(ぴっぴ)が「直撃!シンソウ坂上」で病気を告白!

pippi(ぴっぴ)さんは、「エレクトリックリボン」というアイドルグループで活動中の現役アイドルで、声優、ナレーター、グラビアや役者としても活動歴があるそうです。

Profile
・名  前:pippi(ぴっぴ)
・生年月日:2月4日
・血  液  型:AB型
・出  身  地:島根県
・趣  味:ピンクのグッズ集め、ミミちゃん(うさぎのぬいぐるみ)と遊ぶ

2020年6月4日に放送されたテレビ番組「直撃!シンソウ坂上」に出演され、髪の抜け落ちたスキンヘッドをさらけ出して、恐怖と苦悩の闘病生活について語られました。

なんでも、得体の知れない全身の毛が抜け落ちてしまう病魔に犯され、驚くべきスピードで髪の毛が抜けていってしまったのだとか。

可愛いアイドルの衝撃的な姿に、お茶の間が凍りつきました。

pippi(ぴっぴ)の病名は〝汎発性脱毛症〟原因は?

大学病院で下された、pippi(ぴっぴ)さんの病気の病名は〝汎発性(はんぱつせい)脱毛症〟と言われるものだそうです。

円形脱毛症の中でも、最も重篤な症状で、全身の毛が抜け落ちてしまう病なのだとか。

その原因についてですが、遺伝的なものが関係しているのだそうです。

体内に入ってきた異物から身を守る免疫系が、何らかの原因によって、自身を異物と認識して攻撃してしまう自己免疫疾患の一つだそうです。

最初は軽度の円形脱毛症から始まり、重篤化してしまうケースが多いらしく、治療により完治する人もいれば、ずっと治らない人もいるそうです。

実は、pippi(ぴっぴ)さんは、幼少期に円形脱毛症を発症した体験があり、再発リスクや重症化するリスクが高い体質だったようですね。

症状が再発した頃を振り返ると、かなり仕事に忙殺されていたようで、自分ではさほど意識しなかそうですが、かなりのストレスがあったのかもしれませんね。

pippi(ぴっぴ)の病気の経緯・経過は?

「髪の引っ張りすぎ」で薄くなった?

pippi(ぴっぴ)さんの体に異変が起き始めたのは、2年半前。

朝、身支度をしていると、頭にチクチクと違和感があり、500円玉くらいのサイズで、髪が薄くなっている箇所があったそうです。

アイドル活動をする際に、ヘアスタイルはずっと「高めのツインテール」をしていたため「髪の引っ張りすぎが原因だろう」「そのうち勝手に治るだろう」くらいに思っていとか。

皮膚科で「円形脱毛症」との診断

しかしその後、左耳の後ろにまた同じような症状が出て、さすがに違和感を感じ、皮膚科に行ったところ「円形脱毛症」との診断がくだったそうですね。

しかしpippi(ぴっぴ)さんは、子供の頃に、円形脱毛症になったことがあって、3カ月で治った体験を持っていたことから、軽く考えていたそうです。

しかし、治療を重ねても効果がなく、症状がますます悪化して行きます。

その後、脱毛している箇所を隠しながらライブに出ていましたが、4カ月が経った頃には、それが後頭部にも広がって行ったのです。

脱毛範囲が日増しに広がり不安に

治療を重ねても治るどころか、脱毛の範囲は日増しに広がっていき「一体、自分の体に何が起きているのだろう?」と不安になります。

それでも全ての髪がない訳ではないので「なんとかなる」と言う重いと「まずいかもしれない」と言う思いの板挟みにあっていたそうです。

効かない治療

日増しに悪化して行く症状に、、医師は「液体窒素治療」や「ステロイド療法」をすすめたそうです。

円形脱毛症は、免疫細胞が異常をきたして、自己を攻撃してしまう「自己免疫疾患」の一種と考えられているそうで、それに効果がある可能性のある治療法だとか。

患部に液体窒素を吹き付けたり、ステロイド注射を頭皮に数十カ所打ち続けたりと、かなりハードな痛みもある治療を施したそうですが、残念ながらこれらの治療法には、効果はなかったようです。

「大丈夫なのかな?このままもう全部なくなっちゃうんじゃないのかな…」とたまらない心境だったと言います。

とうとう全身の毛が抜け落ちた

発症から8カ月後のある日、髪をかきあげた手に大量の髪の毛が抜け、そこからはもう、痛みもなく「触ると抜けてしまう」ような状態だったそうです。

そして発症から10ヵ月目には、とうとう…全身の毛が抜け落ちてしまいます。

落ち込んだ自分を見せないよう、それをひた隠しにして、一人で苦しんでいたそうですが、とうとう両親に打ち明けたのだとか。

本当の姿をカミングアウト

絶望にまみれた苦しい闘病生活の中で、一ヶ月ほどすると、pippi(ぴっぴ)さんの心の中に、変化が現れます。

これまでは「治るかもしれない」と思ってあがいていたのですが「もう治らないかもしれない」と開き直り、逆に髪の毛のない自分を好きになっていく決意をしたのだとか。

そして、ありのままの姿をブログで公開されたそうです。

その勇気ある姿が、SNSで大きく話題となり、応援の声が殺到したと言います。

眉毛が生えてきた!?

そうして自分を受け入れたところ、最近では抜け落ちた眉の部分に、少し髪が生えて来そうな気配が芽生えているのだそうです。

見た目にはわからないけど、ふんわりとした「感覚」を感じられるのだとか。生えてくると良いですね!

pippi(ぴっぴ)は現在ウィッグブランドのモデルで活躍中!

pippi(ぴっぴ)さんは、髪が次第に薄くなってゆき、隠しようもなくなった時に、ウィッッグのおかげで救われ、気持ちも明るくなったそうです。

現在は、ファッションウィッグや医療用のウィッグを手掛ける「リネアストリア社」と言う会社から、モデルのオファーを受けて活動されており、可愛くておしゃれなウィッグも提供してもらえているそうです。

現在では、この「リネアストリア社」から提供してもらってるものの他に、10種類以上のウィッグを持たれており、おしゃれを楽しまれているそうです。

可愛いですね!とてもご病気があるようには見えない美しさです。

pippi(ぴっぴ)さんのこれからの目標は、ウィッグの制作やアドバイザーなのだとか。

髪の毛とは「生えたら生えたでラッキー」ぐらいの気持ちで向き合っているそうです。

ありのままの自分を受け入れるとは、病気の有る無しに関わらず、簡単なようでいて一番難しいことだと思います。

治らない逃げられないと悟り、自分を受け入れるしかなかった、、としても、カミングアウトには、どれほどの覚悟がいったことでしょう。

pippi(ぴっぴ)さんの勇気ある姿は、同じ病気に苦しむ方だけでなく、たくさんの人に勇気を与えていると思います。

そして、もしいつか、その先に、回復が見られたら、更に嬉しいです。

ご活躍をお祈りいたします。

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