あのジャスティンビーバーさんがライム病に罹患していたというニュースが入ってきました。
一体どんな病気でどんな症状なのでしょう?
過去に罹患した有名人も調べてみました。
ジャスティンビーバーがライム病だった?
2020年1月8日、歌手のジャスティン・ビーバーさんが、ご自身のインスタグラムへの投稿の中で「ライム病」に感染していたことを告白をされました。
TMZ.comによると、ジャスティンさんは、深刻なうつ病状態になられていたのだとか。
しかし、原因がなかなか判明せずに辛い時期を送られていた様です。
この「ライム病」が原因か、処方された様々な薬が原因か、肌も吹き出ものだらけになってしまったのだとか。
可哀想に、この荒れたお肌、、ああ、美しいお顔がなんてこと!
これは今となればライム病が原因だったんですね。
現在は症状が改善に向かい、心身ともに次のアルバムリリースとツアーに向けて万全なのだそうです。良かったですね。
ジャスティンビーバーが罹患したライム病の症状は?
ライム病とは、ボレリアという病原体が、マダニを媒介として人体に感染する感染症です。
ライム病(Lyme disease またはLyme borreliosis)は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属(Ixodes)のダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。
19世紀後半より欧州で報告されていた、マダニ刺咬後に見られる原因不明の神経症状(Garin‐Bujadoux 症候群、Bannwarth 症候群、Hellerstrom 病など)、1970年代以降、アメリカ北東部を中心に流行が続いている、マダニ刺咬後に見られる関節炎、および遊走性皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎、髄膜炎、心筋炎などが、現在ではライム病の一症状であることが明らかになっている。
欧米では年間数万人がこのライム病に罹患しており、その報告数が年々増加して社会問題となっているそうです。
感染後の初期症状は、筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒、倦怠感など風邪の様な状態のようです。
的確な治療を施さず放置した場合、病原体が全身に広がり、症状が慢性期に入ると、慢性萎縮性肢端皮膚炎、慢性関節炎、慢性脳脊髄炎などへ移行し、生きる力を奪われるのだとか。怖いですね
時間が立ってから深刻化するために、的確な診断がされにくいようで、ジャスティンビーバーさんの場合も、この慢性期の状態に入っており、ずっと苦しまれていたそうです。
その間、ご自身の容姿について「薬物使用」を疑われたことなどもあったのだどか。
“ジャスティンビーバー”
“ジャスティンビーバー”
正しい診断と治療が得られずに、その上ゴシップにも苦しまれていたとしたら、さぞお辛かったでしょうね。
日本でも北海道や本州中部、東北地方の一部で採取された本マダニからライム病の元となる病原体「ボレリア」が検出されているそうですが、一般家庭内のダニでは感染することはないようですので。
過去ライム病に罹患した有名人は?
アヴリル・ラヴィーン
調べてみると、歌手のアヴリル・ラヴィーンさんも2014年にこの伝染病に罹患しており、音楽活動の休止を余儀無くされていた時期があったのだとか。
インフルエンザのような症状が続き、繰り返す高熱や倦怠感、体の痛みに悩まされたアヴリル・ラヴィーンさんは、症状がひどい時期は5ヶ月間も寝たきりだったようです。
あらゆるトップレベルの医者たちの治療を試みるも「精神的なもの」としか言われず、悪夢のような日々が続いたそうで、最終的にライム病と診断されるまで、2ヶ月以上もかかったのだとか。
話すことも、動くこともできず、息も絶え絶え、立ち上がることすらやっとで「死を覚悟した」のだとか…怖いですね。
ちなみに、ジャスティンビーバーさんとアヴリル・ラヴィーンさんはかなり遠いですが、血縁関係にあるそうですよ。
ジャスティンビーバーさんが「Ancestry.com」(自身の家系のルーツを調べられるサイト)で家系図を調べたところによると、アヴリルはさんとは十二従姉妹であることが発覚したそうです。
親戚で揃って、しんどい思いをされたとは、、いやはやです。
リチャードギア
あの大物ハリウッド俳優のリチャードギアさんも、このライム病に罹患していたようですね。
日本映画『ハチ公物語』の海外リメイク版に出演されていた彼を知っている方も多いと思いますが、犬についていたマダニに噛まれてライム病に感染したのだとか。
現在は、元気に犬との生活も楽しまれているそうです。
良かったですね。
ソフィーワード
イギリスで人気の競泳選手ソフィーワードさんもまた、このライム病に罹患し人生を台無しにされた一人です。
将来有望でオリンピックを期待されていた彼女は、なんとパンダについていたマダニにから感染されたのだとか。
倦怠感や熱にうなされ、風邪と思いきや症状が悪化、医者に行くも原因が特定できず、、事態が深刻化。
とうとう競技を断念されたのだそうです。
ダニにオリンピックの夢を絶たれたなんて、本当に気の毒ですね。
まとめ
ジャスティン・ビーバーさんが罹患したライム病、本当に恐ろしい病気ですね。
人生を奪うマダニは、日本にもいる所にはいるようで、感染事例もあるようですので、この知識は頭に置いておいた方が良いですね。
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