半沢直樹・黒崎検察官のモデルは誰?実在する人物?オネエだったの?

2020年に入り、続編も放送され、大きく話題中の人気テレビドラマ『半沢直樹』シリーズ。

並み居る濃いキャラの中でも、片岡愛之助さん演じる、オネエ口調の「黒崎検察官」のキャラの濃さはダントツと思われます。

シリーズ2でも、激昂すると部下の急所を鷲掴みにするなど、インパクトの強すぎるキャラクターで、放送後トレンド入りし盛り上がりを見せました。

このキャクターに実在するモデルがいたってご存知ですか?

ここでは、話題のキャラクター「黒崎検察官」について調べてみました。

半沢直樹・黒崎検察官のモデルは誰?実在するの?

調べてみたところ、黒崎検察官には、どうやらモデルが実在するようです。

金融庁の元統括検査官で「伝説の検査官」と呼ばれた「目黒謙一」氏です。

“sora”

大蔵省入省、主として、金融・保険行政や金融検査業務に従事、金融監督庁(現金融庁)に出向後、主要行担当統括権検査官、検査監理官、広島大学大学院客員教授、退官後、プロモントリー・フィナンシャル・ジャパン上級顧問、現在、全国保証(株)監査役

目黒健一(めぐろ・けんいち)さんは、1966年に高校を卒業後、叩き上げで検察官にのぼりつめられた方で「ノンキャリアのエース」と言われていたそうです。

旧大蔵省に入省して以来、検査畑を渡り歩き、1998年に発足した金融監督庁(現・金融庁)に移った後も、一貫して金融機関の検査に携わり、メガバンク相手に辣腕を振るっては、各行の役員・担当者を震え上がらせたと言われています。

2003~4年のUFJ銀行に対する検査では、不良債権の引き当て不足(2690億円!)を指摘し、それが三菱UFJフィナンシャル・グループへの再編につながったそうです。

黒崎検査官の凄まじいガサ入れ、キレキレの頭脳と凄まじいバイタリティで半沢直樹らを追い込む姿は、この目黒健一さんの「鬼検査官ぶり」がモデルだったというわけですね。

2007年に体官した後は、全国保証株式会社の監査役を務められていたそうです。

2019年に、72歳にして逝去されています。

半沢直樹・黒崎検察官のモデルはオネエじゃない!オネエキャラになった理由は?

ドラマ「半沢直樹1・2」に登場する「黒崎検察官」。

オネエ口調の濃いキャラのおかげで、目黒謙一氏がオネエだったのではないか?と思われている方もいらっしゃるようです。

が、実際の目黒謙一氏はオネエではないそうですよ。(迷惑な話ですよねw)

では、何故、このような特徴的なキャラクターになってしまったのでしょうか。

調べてみると、面白いことが分かりました。

原作「半沢直樹シリーズ」の第一弾「半沢直樹1〜オレたちバブル入行組」の刊行以降、その内容が全てフィクションだと受け取られてしまい、銀行に対する印象が、想像以上に「怖いもの」として広まってしまったのだとか。

黒崎のキャラクターは、そのイメージを和らげるために、生まれたようです。

芝居掛かったオネエ言葉で「これはノンフィクションだ」と認識させる働きがあるというところでしょうか。

“sora”

原作者の池井戸潤さんは、“真に受けなさんなよ”というメッセージを読者の方々に伝えたかったのだそうです。

参照:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74045?page=2

まとめ

今日は、話題の人気テレビドラマ『半沢直樹』シリーズに登場する、オネエ口調の「黒崎検察官」の実在モデルや、オネエキャラになった理由について調べてみました。

お読みいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です