こんにちは!
今、耳慣れない食材が流行っています、その名も「キャッサバ」あなたはご存知ですか?
なんでも、あのタピオカと深い関連があるらしいです。
「キャッサバ」とは一体どんなものなのでしょうか、さっそく見てみましょう!
Contents
キャッサバとはそもそも何?どんなもの?
キャッサバ(学名:Manihot esculenta)は、キントラノオ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木。
マニオク、マンジョカ、カサーバ、ユカとも呼ばれる。
Wikipediaより
Wikiって見ましたが、よくわかりませんよね。
キャッサバとは、アフリカ、アジア、南アメリカの熱帯地方などで栽培されている「キャッサバ芋」のこと。
日本では、あまり馴染みがないようですが、ここ最近では、良く召し上がる方も多いかもしれませんね。
そう「あれ」ですよ、「あれ」…そう、あの「タピオカ」の原料となる植物(芋)なんですね。
その栽培は、1400年前のマヤ遺跡で始まり、15世紀末には南アメリカ北部、中央アメリカ南部、西インド諸島に、17世紀にはアフリカを中心とする全世界に広まりました。
キャッサバは、ブラジルでは主食の位置にあります。
米やトウモロコシとともに食生活に欠かせない食材なのだそうです。
またブラジル以外の南米諸国でも重要な食材として使われています。
作付けに手間がかからず、やせた土地でも栽培が可能で収穫量も多いことや、保存食としても優れていることなどから、現在も多くの地域で栽培されているそうです。
「ユカ」という名前で、アフリカ現地の人がすりつぶして食しているのを、私もテレビで見た事があります。
“タピオカ粉”はキャッサバから生まれる。
“キャッサバ粉”との違いを調査!
えっ?でもタピオカって「タピオカ粉」から出来ているのではないの?
「タピオカ」っていう植物があるのでは?と思われた方もいらっしゃると思います。
そうなんです、その「タピオカ粉」は、実はこの「キャッサバ」という芋から出来た粉なのです。
キャッサバから生まれる粉は、製造工程の違いで「キャッサバ粉」「タピオカ粉」と言う粉に別れます。
こんがらがってきましたか?違いをまとめてみますね。
「キャッサバ粉」とは?
“sora”
グルテンフリーが流行っているので、小麦粉の代用品として注目されています。
<使用用途>
・炒めて料理の付け合わせに
・お菓子・パン作りに
※ブラジルの「ポン・デ・ケージョ」などのモチっとしたチーズ入りのパンにも使用されています
「タピオカ粉」とは?
キャッサバのでんぷん「だけ」を抽出し、乾燥させて粉砕したもの。
タピオカスターチと呼ばれることもあり、日本でいう片栗粉のような位置づけ。
つなぎとして、またもちもちとした食感を楽しむために、使用されています。
<使用用途>
・タピオカ
・わらび餅
・米粉を使った麺類のつなぎ
いかがですか?
キャッサバの全部を粉にするのか、でんぷん質のみを粉にするのか、と言う違いですね。
含まれる栄養分が違うし、用途も違うようですね。
キャッサバがタピオカになるまで
キャッサバの根茎から製造したデンプンの粉だけを抽出した「タピオカ粉」を使用して、
「タピオカ」と呼ばれている球状の、私たちがよく口にする「タピオカパール」が生まれます。
キャッサバ
↓
でんぷん質のみを抽出
↓
タピオカ粉(タピオカスターチ)
↓
タピオカ
タピオカ粉からタピオカパールになり、美味しいドリンクになるまでを、動画で紹介していました。
キャッサバは、ずっと近くにいたのに…気づかなかったよ!笑
まとめ
いかがでしたか?
あまり私たちには馴染みがないように感じていた「キャッサバ」ですが、輸入食品が手に入りやすい昨今、意外と身近なものに使用されている事がわかりました。
タピオカのブームが去っても、「キャッサバ」はまた違う形に姿を変えて、私たちの側にいることでしょう。
あのモチモチ食感って癖になりますから。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
キャッサバ試してみる?
ファリンニャ・デ・マンジョッカ(キャッサバ粉) 500g
タピオカを作ってみたい方は
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