「お笑い第七世代」のダークホースとも言われる、吉本興業所属のお笑いコンビ「コウテイ」。
2020年には、ダウンタウンなどの人気芸人を排出してきた、お笑い芸人の登竜門「ABCお笑いグランプリ」で優勝を果たすなど目覚ましい結果を出し、ブレイク目前と言う勢いですが、実はかなりコンビ仲が悪いのだとか。
今日は「コウテイ」の不仲エピソードに迫ってみたいと思います。
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コウテイは不仲!理由は「性格の不一致」?
お笑い界で「高み」を目指すコウテイのお二人ですが、NSC時代に同じクラスで同じマンションに住んでいたことがきっかけで、コンビを組むことになったそうです。
しかし、性格の不一致からぶつかることが多く、これまでに喧嘩は「300回以上」はしており『解散しようや』と何十回も何百回も話し合ったそうです。
話を切り出すのは、ほぼ下田さんの方からだったそうで、九条さんが自分を「ナメていて」「言い方がひどかった」のだそうです。
下田さんがネタを書かないこと(ネタは、ほぼ九条さんが担当)、ギャンブル(パチンコや競馬)をしていることなどもあってか「お前、お笑いをなんやと思ってるんや」と、かなり強く言われてきたようです。
こう言うと九条さんが正論を言っていて、下田さんの方が悪いように聞こえますよね。
ただ、下田さんによると、許容範囲を超える強い言い方だったそうで「さすがにそういう言い方まではしない方がいいんじゃない?」となり「もうやってられない」となってしまっていたのだとか。
九条さんからしてみると、下田さんをナメてるつもりはないらしく、下田さんのパフォーマンス能力を評価しており、自分側から解散は口にしたことはないそうです。
コウテイは不仲で2度も解散していた!
そんなお二人だけあって、実際に2度も解散と結成を繰り返しています。
1度目の解散エピソード
芸人同士でマリオパーティをしている時に時に、九条さんが下田さんにファブリーズ(消臭剤)を吹きかけると言うボケをやったところ、下田さんが怒って九条さんの頭を殴り、、そこから殴り合いになったそうです。
普段の鬱積が溜まっていた下田さんは、その後、九条さんの顔面にパンチを入れ、、馬乗りになってボコボコにしてきたとか。
顔は血だらけになり、解散したそうですよ、、なかなか穏やかでないですね。
1度目の再結成エピソード
喧嘩別れした九条さんは、その後4、5人と組んでみたものの、しっくり来ず、解散二ヶ月目に下田さんに「やっぱりお前はおもろい」と、もう一度結成を持ちかけたそうです。
その頃下田さんはピンで活動していたものの、振るわなかったことから、もう一度やってみようかと再結成となったとか。
2度目の解散エピソード
NSC時代は感触も良かったお二人ですが、やはりプロの道は厳しく、オーディションを受けてもうまく行かない時期が2・3年も続いたそうです。
ウケないことで、次第に仲も悪くなってゆく二人、、再び下田さんの方から「解散」の言葉が。
その日入っていたライブのスケジュールが「最後」言うことで、振り切れてステージをこなしたところ、なんと「優勝」出来たのだとか。
感触を掴んだ二人は、もちろん解散も思いとどまり、次第にオーディションに受かるようになって行ったそうです。
しかし芸歴4年目、下田さんがどうしても、九条さんのことを嫌いという思いが募ってしまい、解散したようです。
「お前とM1で優勝しても嬉しない、お前と優勝するくらいなら売れん方がいい」などと酷い別れかただったとか。
2度目の再結成エピソード
九条さんは、その後20人ほどと組んで見たものの、やはりしっくりこず、もう一度下田さんに「やり直さないか」と声をかけたそうです。
下田さんはと言えば、ピンで活動しており悪い感じではなかったそうですが、ネタを書くスピードが遅く苦しんでいたこともあり、もう腹を括って再結成したとか。笑
ここまでくると腐れ縁と言えるかも、、もう2度と別れないで欲しいですね。
と思いきや、またその半年後に解散しそうになったとか。
その頃の「よしもと漫才劇場」の支配人が「先輩方にもそういう時期はあったけど、今はうまくいってる。」と繋ぎ止めてくれ、なんとか思い止まったそうです。
そして、その後も「解散だ!」となることは、ままあるようです。笑
コウテイは不仲だけど互いに尊敬しあっている!
そんな不仲エピソード満載のお二人ですが、解散と結成を繰り返しながら、互いの才能について尊敬の思いを深めているようです。
ネタ担当の九条さんは、ネタを超えた面白いボケにしてくれる下田さんのことを「すごい」として、尊敬しているし、下田さんは下田さんで、九条さんの発想力を高く評価しているようです。
互いに嫌いだと思う気持ちはありつつも、「こいつとしか出来ない」とわかっている今は、お互いに鬱憤を溜めないようにしているそうですね。
少なくとも九条さん側は、解散しようとは全く思っておらず、以前よりは仲良くなっていると感じているそうです。笑
コウテイが不仲を乗り越えたのは先輩方のおかげ!
お二人は、幾度もの解散危機に見舞われながら「とろサーモン」の久保田さんや「笑い飯」の西田さん、「スーパーマラドーナ」の武智さんら先輩の良きアドバイスに助けられてきたようです。
先輩方の「笑いが取れているということはそのコンビで合ってるという証拠。互いに折れて、向かい合ってやっていくしかない」「絶対に売れるから、とり会えず辞めることだけはするな!」などという言葉に、なんとか踏ん張って来られたようです。
辞めるのは一瞬ですが、積み上げるのには何年とかかります。
長いコンビ活動の中では、良い時期もあれば、悪い時期もありますよね。
これからも、ぜひ二人で積み重ねて行って欲しいなと思います。
コウテイ下田の願いは九条と普通の友達になること!w
これまでを振り返ると、どちらかと言うと、下田さんの方が先に根をあげるイメージですが、下田さんには、いつか九条さんと幼馴染くらいに「仲良い友達」になってみたいと言う思いがあるそうです。
大先輩のオール阪神・巨人さんも、60歳を越えてから本当に仲良くなったらしいですね、いつかは、自分たちもそんな境地にたどり着いてみたいのだとか。
この「たどり着く」と言う表現、いいですね。
お笑いのコンビだけでなく、全てのパートナーシップにおいて言えることかもしれませんが、最初から完璧に気があうから続くと言うよりも、互いにぶつかりあいながら、共存する道を作り上げて行くからこそ、仲良くなれるのではないかなと感じます。
「性格の不一致」と言うことで、ぶつかってきたようですが、価値観が違うと言うことは、それだけ大きなものを統合できると言うことであり、より大きく自分の世界が広がると言うことでもあると思います。
コウテイの不仲エピソードに対するSNSの声
ねえコウテイ全然詳しくなかったけど、不仲で何回か解散してるのにお互いの才能認めてるから離れられんって尊い関係すぎてどうしたらいいの?
— あかご (@akago_1sai) July 12, 2020
お二人の不仲エピソードを知った方々の間では、二人の関係を「尊い」との声が。
ガヤで不仲で取り上げられてたコウテイが優勝したの胸が熱い
— ひめ (@rutocolony_) July 12, 2020
不仲を乗り越えて「ABCお笑いグランプリ」で優勝したと言うことで、SNSでは一時期ツイッタートレンドにも上がるほど。
感動の声が上がっていました。
まだまだこれからのお二人ですが、諦めずに頑張ってきて本当に良かったですね。
まとめ
今日は、吉本興業所属のお笑いコンビ「コウテイ」の不仲説について振り返ってみました。
大変な時代があったからこそ、絆も深まると思います。
コウテイのお二人の、今後のさらなる活躍に、期待大です!
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